北海道へ50代後半で転職する
北海道への転職、しかも50代後半とは何ぞや?と思われる方も多いかと思います。
北海道の地方の案件は、好条件、好収入です。
北海道の面積は83,450㎢、人口は547,4万人(2012年)、医学部のある大学は北海道大学、札幌医科大学、旭川医科大学の3校です。
九州の面積は36,750㎢、人口は1,310万人、医学部のある大学は九州大学、福岡大学、産業医科大学、久留米大学、佐賀大学、長崎大学、大分大学、熊本大学、鹿児島大学、宮崎大学、琉球大学の11校です。
九州も地域によれば、医師不足地域も多々あり、鹿児島の僻地・離島などは概ね好収入です。
北海道は、その比じゃないということです。
北海道は、札幌、旭川、函館、釧路、苫小牧、帯広、小樽、北見市がトップ10の市で11位の室蘭市になると人口は10万を割ってきます。11位の室蘭市から189位の音威子府村まで自治体があるわけです。
北海道の医学部併設の3大学の医局から、すべての病院に医師派遣するなど当然100%無理で、全国公募となります。
地方の医療機関は、病院自体が地域住民の雇用を創出し、医者がいなければ、どうしようもありません。したがって、好条件、好待遇となるわけです。需給バランスと必然性の結果ですよね。
好条件、好待遇には、年収2,500万以上はほぼ必須となりますし、年収3,000万も当然あります。関東や関西、名古屋、福岡はいうに及ばず、その他の地域でも最低で月2回は飛行機で往復できます。
50代後半で転職する?
50代にもなると、勤務医としては、大学病院ではほぼ教授のみ(ぎりぎり准教授まで)となってきます。公的病院や大規模な民間病院で、幹部クラス、診療科長になる方もいらっしゃいますが、割合としては厳しい数字です。一般病院で、淡々とデイリーワークをこなしているドクターが多いのが事実です。
ここで、一つの提案です。自然が好き、地平線を見てみたい、飛行機でビジネスクラスをいつも利用し航空会社ラウンジでくつろぎたい、北海道の食べ物が好き、老健施設や介護施設に就職するにはまだ早すぎる、寒さにはある程度我慢ができる、牧場が好き、地域の医療を統括してみたい、などなどお考えのドクターは、北海道への転職を一考する余地ありではないかな?です。
じゃあ何故、50代後半?となります。59才と60才では、イメージがかなり変わるようです。60才は一般企業では退職の年齢で、還暦でもあります。受け入れ側としては、どうしてもそう言ったイメージが払拭できない傾向になります。
一方、50代後半であれば、「あの先生は、まだ現役なのに、ここまで来てくれた!」となるようです。これは転職サイトの北海道に強いコンサルタントから直接聞いたことなので、間違いないのではと思います。
院長が希望であれば、院長職希望で転職サイトにアプローチすれば良いです。ただし、院長では途中で辞めたいときに、なかなか難渋することがあるとのことですので、副院長位でアプローチし、気に入れば続行でよいかもしれません。待遇的には院長も副院長もほとんど変わらないとのことです。
好収入、好待遇は間違いなく北海道です。そしてオススメ転職エージェントは、株式会社メディカルキャストのドクターキャストです。離島僻地プロジェクトを重点的に進めています。関東、関西、名古屋、福岡中心に全国エリアから離島・僻地、特に北海道の案件を多数持っています。
まとめ
転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、5つのポイントがあります。
- 複数(できれば3社以上)の転職サイトへの登録をおすすめします
- ご紹介する転職サイトは匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、ドクターの要望に適格に応えるでしょうし、信頼できると思います
- 医師の需給バランスは、まだまだ売り手市場(有効求人倍率約7倍)であることを肝に銘じてください
- 転職に当たり、譲歩・妥協はおすすめしません
- 最終的に複数の転職サイトからの案件を比較・検討し、転職を成功させてください
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