HOME » 厳選転職サイトと活用術 » 医師が転職サイトを利用して再就職すると出されるお祝い金

医師が転職サイトを利用して再就職すると出されるお祝い金

● 2018/03/16

医師が転職エージェントを利用したことによって再就職に成功すると、 お祝い金をもらえる制度を設けている転職サイトは増えています。再就職先を探す医師の側は無料でエージェントを利用できますが、求人を出している病院側はエージェントに対して何らかの報奨金を支払っています。そのタイミングは、求人を掲載した時、応募があった時、採用が決まった時のどれかになります。

人材を紹介することで得た報奨金の一部を再就職が決まった医師にお祝い金として還元してくれるというのがこの制度の仕組みとなります。そのため、お祝い金がもらえるのは実際に採用される病院からではなく、利用した転職エージェントからということになります。お祝い金の金額は、大手の総合病院や中堅病院でも数十万円となることも多く、通常の職種に比べるともらえる金額も多くなっているのが特徴です。

そのシステムを採用するエージェントによって、仕組みやもらえるタイミング、金額や条件などが異なります。大抵の場合は、受給資格のある人が一定の期間内に申請することによってもらえるとしているため、その申請を忘れてしまうと権利はなくなってしまいます。期間は、再就職が決まってすぐの段階ではなく、ある程度勤務を行ってからという取り決めがあることが多く、再就職をしてから1年以内に申請しなければもらえないとするサイトも多いです。

新天地での仕事が始まれば、毎日慌ただしく生活することになりますので、うっかりとこの期限を忘れてしまうという人も少なくありません。せっかくもらえる権利があるのですから、しっかりと手帳なりに書き留めて申請を忘れないようにしなくてはなりません。

また、申請してもらえる権利を得たとしても、すぐに全額もらえるとは限らない場合もあります。数か月に分けて分納される場合もありますので注意が必要です。サイトに登録するにあたっては、特典やお祝い金がどのようなシステムでもらえるのかをしっかりチェックしましょう。また、実際そのサイトを利用して再就職した方はどのような特典がどのタイミングでもらえたのかなどの口コミもチェックするのがおすすめです。

最近の医師を取り巻く状況は厳しくなってきています。高齢化社会が進んできている結果、老人の絶対数が増えており、少子化の影響があり子どもへの診療はより細やかな注意が必要とされるようになってきています。そのため、医師不足も加速しており、業務における負担も増えてきているのも事実です。また、転職期間中はさまざまな精神的、肉体的な疲労も加わりますし、多くの方は現在の職場で働きながら次の仕事を探すことになりますので、負担は増大しているといえるでしょう。

そのため、お祝い金を始めとして特典が得られるのであれば、その特典に着目してより有利な特典を付けてくれるサイトに登録するというのも1つの考え方です。実際転職活動を行うには精神的、肉体的な負担もありますが、金銭的な負担もないわけではありませんので、これらの負担を相殺してくれるお祝い金のシステムはとてもありがたいものであると言えるでしょう。

しかし、 お祝い金や特典のあるサイトという点だけでサイトを選ぶのはあまり賢いとは言えません。実際に転職する目的は何なのかを考えた時に、自分が新たな職場で今の職場よりもやりたいことができる、待遇が良くなる等、めざしたいものがあるはずです。そのためにはなるべく多くのより良い求人の中から自分の目的に合う職場を見つけていくことが大切です。求人数が多いこともそうですが、有能なコンサルタントについてもらうことも、満足できる就職先を見つけることには欠かせません。これらも合わせて総合的に判断してサイト選びをしていくのがおすすめです。

まとめ

転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、5つのポイントがあります。

複数（できれば3社以上）の転職サイトへの登録をおすすめします
ご紹介する転職サイトは匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、ドクターの要望に適格に応えるでしょうし、信頼できると思います
医師の需給バランスは、まだまだ売り手市場（有効求人倍率約７倍）であることを肝に銘じてください
転職に当たり、譲歩・妥協はおすすめしません
最終的に複数の転職サイトからの案件を比較・検討し、転職を成功させてください

厳選した７つの医師転職サイト

エムスリーキャリア

エムスリーキャリアは、m3.com傘下の医師転職サイトで、医師転職比較サイトで軒並み総合1位評価を獲得する信頼のおける転職支援サービスです。求人登録は5年連続（2018年現在)No1です。決して、一方的でハイテンションなアプローチはしません。こちらの要望を細部までヒアリングしながら根気強く、希望に沿った案件をじっくり検索してくれます。医療情報の提供量もピカ一ですね。

詳細ページ

公式ページ

ドクタービジョン

ドクタービジョンは、日本調剤グループの株式会社メディカルリソース（東証1部上場）が運営する医師転職支援サービスです。ドクタービジョンは、好条件求人が多く、即効性のみを追求する人材会社とは一線を画し、ドクターにはFace to Faceによる丁寧でミスマッチの少ない仕事紹介を心掛けています。特に関東圏（東京、神奈川、千葉、埼玉）には強いコネクションが多数あります。

詳細ページ

公式ページ

JMC医師転職支援サービス

日本メディカルコネクション（JMC）医師支援サービスは、全国オールラウンド型の転職会社ですが、中でも産業医求人は業界トップクラスです。他にも精神科、女性医師、内視鏡、透析、在宅といったユニーク求人には定評があります。求人の登録件数がやや少ないですが、経験豊富なエージェントが「しつこくしません。押し付けません。」をモットーにしています。

ドクターキャスト

マイナビDOCTOR

マイナビDOCTORは、人材サービス40年の実績「マイナビブランド」を基盤に、「マイナビ看護師・薬剤師・コメディカル・レジデント・看護学生・薬学生」など医療人材系サービスと医療機関とのネットワーク、豊富な業界知識を有する転職支援サービスです。他社にはあまりない産業医、製薬会社などの企業のメディカルドクター求人も豊富です。首都圏の高給な非公開求人の豊富さでは群を抜いた強みがあります。

詳細ページ

公式ページ

Dr.転職なび

Dr.転職なびでは、コンサルタントは医療機関経営のスペシャリスト「医療経営士」の有資格者98.5％で固めています。多数の非公開案件を基に、医師転職サイトの王道を、高いクオリティで行うことをコンセプトとしています。Dr.転職なびは「高品質で手堅い」という印象で、大変安定感があります。一方ニッチな領域、例えば「離島・過疎地域の求人」や「女性医師/高齢医師歓迎」などは弱いです。

詳細ページ

公式ページ

民間医局