医師の転職理由ー人間関係ー
医師の転職理由として、人間関係は医師転職ドットコムによる2016年のアンケートによると第4位になっています。
人間関係で悩むことのない社会生活は100%無理だとは思いますが、 臨界点を超えると、職場を変えることにつながります。ヒトは肉体的な疲弊は休養により回復できますが、人間関係からくる精神的ストレスは、時にダメージが大きく、ひどくなれば、“うつ“にさえなります。
どの職種でもそうだと思いますが、上下関係のある中で、人間関係から転職するパターンは、ほぼ100%部下が職場を離れていくことになります。上司は権限・権力があり、あらゆる手段を尽くして、人間関係に破綻をきたした部下を排除する方向にもっていきます。余程、上司が人間的、或いは医師としての技量や倫理観に問題があれば別ですけれど。
ヒトは他人を主観的・客観的に判断します。ヒト対ヒトの関係がギクシャクしてくるほど、より主観的に相手を見るようになります。最初は意見の相違からくるぶつかり合いから始まり、やがて裏で悪口の言い合いとなり、最後にお互い無視、目すら合わせないようになります。そうなると修復不能です。
ヒトは誰しもそうだと思いますが、まずは自分が大事、家族が大事です。ヒトの客観的なキャラクターなどは置いといても、修復不能な人間関係となれば、私は、部下である医師は、配偶者としっかり相談を重ねたうえで、結論がつけば、さっさとその職場を離れて、新たなスタートを切った方が良いと、確実に思います。
これまでにいくつかの事例を見てきましたが、人間関係が原因で転職したドクターのその後は、ストレスから解放されたハッピーライフを送っている方が多いような気がします。
医局に属しているドクターは、病院の変更、もしくは退局になるかと思います。病院の変更の申し出だけでは、人間関係の断ち切りはしばしば中途半端になります。退局まで考え、結論を出した時には、只々、淡々と組織から離れる行動だけに絞ってよいと思います。人の噂も3年です。
何が大事か、それは自分の人生、家族の人生です。
医師の資格とモチベーション、家族があればなおさら、どんな環境でも、環境を生かせて、キャリアアップを図れるのがドクターです。
人間関係のひずみを感じたときでも、とりあえず無料で厳選医師転職サイトに複数登録されることをお勧めします。
まとめ
転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、5つのポイントがあります。
- 複数(できれば3社以上)の転職サイトへの登録をおすすめします
- ご紹介する転職サイトは匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、ドクターの要望に適格に応えるでしょうし、信頼できると思います
- 医師の需給バランスは、まだまだ売り手市場(有効求人倍率約7倍)であることを肝に銘じてください
- 転職に当たり、譲歩・妥協はおすすめしません
- 最終的に複数の転職サイトからの案件を比較・検討し、転職を成功させてください
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