医師の転職理由ー家庭・生活事情ー
医師の転職理由として最も多いのが、家庭・生活事情のようです。家庭・生活事情として大きく、
1)奥さんがドクターで、出産、育児に関連する転職
2)子供の教育環境や家庭の居住地域環境に関連する転職
3)職場が忙しく、家族との触れ合いが少ないことに関連する転職
女性医師の割合は経年的に増え、2014年には311,205人中、63,504人(20.4%)です。したがって、出産、育児により、一時的に職場を離れる機会は当然増加してきます。
大学の医局に属する場合、女性医師の割合が多い診療科(麻酔科、皮膚科、産婦人科、小児科など)では、出産・育休に備えた体制がかなり整備されてきています。そうしなければ、人事が回りません。女性医師の割合が少ない診療科では、個別に対応しているのが実際だと思います。
医局に属さない場合、女性医師のキャリア形成には転職サイトの活用の割合が当然増えてきます。だから、転職理由として家庭・生活事情がトップとなり、中でも奥さんがドクターで、出産・育休に関連する転職が多くなるわけですね。出産子育てから復帰を目指す女性医師には、ドクタービジョンがオススメの転職サイトです。
子供の教育環境や家庭の居住地域環境に関連する転職も結構あるようです。医師として、子供への教育は当然熱心で重要な問題となります。しっかりとした教育機関、環境のもとで子供を育てたいとの願いは、両親として本能的な思いとなります。
医局人事で、あちらこちらに転勤となることもしばしばある中で、子供にはしっかりと教育基盤を充実させたいとなるわけですよね。私は、子供が小学になった後の転勤は、単身赴任でした。単身赴任が、家族の話し合いで望ましくないとなれば、子供の教育環境や家庭の居住地域環境に関連する転職が一定頻度発生するのは頷けます。
「孟母三遷の教え」という諺があるくらいで、教育環境重視のドクターが多いのも当然でしょう。
都会に強いオススメ転職サイトは、JMC転職支援サービス、マイナビDOCTORです。
職場が忙しく、家族との触れ合いが少ないことに関連する転職は、勤務負荷が原因といえるかもしれません。家族との触れ合いを第1にされるドクターも大勢いらっしゃいます。
家庭・生活事情は企業戦士のようなドクターが減り、マイホームパパが増え、女性医師の割合が増え、ワークライフバランスを重要視する現状において、医師の転職理由として、まだまだしばらくは、第1位でしょうね。
まとめ
転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、5つのポイントがあります。
- 複数(できれば3社以上)の転職サイトへの登録をおすすめします
- ご紹介する転職サイトは匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、ドクターの要望に適格に応えるでしょうし、信頼できると思います
- 医師の需給バランスは、まだまだ売り手市場(有効求人倍率約7倍)であることを肝に銘じてください
- 転職に当たり、譲歩・妥協はおすすめしません
- 最終的に複数の転職サイトからの案件を比較・検討し、転職を成功させてください
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