医師転職理由ー離婚ー
医師(男性)の結婚相手は、1)医師、2)看護師、3)一般職業人、4)家事手伝い、5)医師限定の婚活経由と大まかに分類できると思います。
1)のパターンは、 経済的依存を妻がする必要が全くないので、一般的な離婚の理由の、価値観の相違、性格の不一致、女性問題、パワハラなどで、子供がいなければすぐ離婚となります。養育費云々、慰謝料云々はほぼ問題とならないため、収入アップの転職の選択は乏しくなります。
うまくいくパターンは、お互いの医師としての職業人の価値を認め合い、お手伝いさんや家庭教師を入れながら、ダブルインカムで子供を育て、願わくば子供を医師とすることでしょう。ベクトルが共通方向に向けば、多少の価値観の相違、性格の不一致があれども、離婚に至ることは少ないように思います。
2)のパターンは結構身近にいます。意外と医師は将来のパートナーに出会う機会が少ないです。そこに、働き始めて、看護師さんが身近に迫ってくるのです。働き始めの医師は、看護師さんに医療のプロとしての先輩、尊敬した眼差しを向けることもあります。私も、医者になりたての頃、採血や注射では手がぶるぶる震え、平然とやってのける看護師さんに尊敬の眼差しを向けていました。
概して、医師ー看護師の組み合わせはうまくいくようです。看護師は医師の立場が分かっています。緊急呼び出しの状況も、家庭の団欒を犠牲にして患者の元へ行かねばならない状況も、すべてわかっています。したがって、家族をないがしろにせざるを得ない状況に至ることをわかっているのです。
子供ができればベクトルは一致します。 子供を医者にしようと。多少の苦難、困難は何ともありません。私の周りにも、医者+看護師=子供が医学部のパターンは数多くあります。
3)のパターンは少し危ないような気がします。結婚して、妻が常勤で働くとならば尚更のような気がします。医師は、概して家庭に安住、安心を求めています。そこに妻が、職業人で、あるいは自立してしっかり生きていける素養があれば、些細なことでも離婚に至る確率は高いです。
この時は、慰謝料、また子供がいれば養育費はしっかり発生します。これを契機として、医師は収入アップの転職に至るケースは多々あります。
4)のパターンは、離婚率は低いです。妻側は、高収入、高地位、高学歴の3高が満たされ、“旦那はドクターよ”となり、多少の離婚理由は我慢となります。医師も、家庭は安心・安住の地となり、家庭は妻に100%任せ、しっかり仕事に没頭できます。
ただし、度を越して離婚に至れば、泥沼化します。養育費、慰謝料はたっぷり請求されます。この時は、収入アップを第1に考えざるを得ません。私の友人にもいましたが、しばらくは軽自動車に乗っていました。転職サイト利用で、病院の理事となり、アルバイトを兼ねて、年収4,000万まで持っていき、軽自動車はレクサスとなり、市の中心部に一軒家を持つまでに至りました。今では、再婚して、養育費を払いながら、幸せに暮らしています。
5)のパターンは最も危険です。アプローチしてくる女性は、はっきりいって“医者”という肩書と収入です。余程辛抱強い女性でなければ、たちどころに破綻します。“思ったより収入少ないじゃん”、“かまってくれないじゃん”、“意外としょぼいじゃん”などなど、恋愛、理想から結婚、現実となると些細なことで容易に破綻します。
離婚は、医師転職理由として収入アップがまず第1位かもしれませんが、“その職場に居づらくなった”、“環境を変えたい”なども理由として挙げられるようです。
上記はあくまでも私見ですので、参考・参照にとどめてください。また、気を悪くした方にはすみません。
まとめ
転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、5つのポイントがあります。
- 複数(できれば3社以上)の転職サイトへの登録をおすすめします
- ご紹介する転職サイトは匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、ドクターの要望に適格に応えるでしょうし、信頼できると思います
- 医師の需給バランスは、まだまだ売り手市場(有効求人倍率約7倍)であることを肝に銘じてください
- 転職に当たり、譲歩・妥協はおすすめしません
- 最終的に複数の転職サイトからの案件を比較・検討し、転職を成功させてください
厳選した7つの医師転職サイト






