医師高収入には税金対策がマストアイテム
勤務医でも年収3,000万円は充分可能ですし、年収4,000万までは何とか可能でしょう。ただし、激務となるのは必至でしょうし、激務は乗り切ったとしても、 給与所得だけとなれば、税金も半端ではありません。
マストアイテムの税金対策には、大きく二通りあります。
1.ホワイト減税を徹底する(初心者向け)
2.別に事業を起こすとともに、不動産経営を行う(中上級者向け)
1のホワイト減税は、iDeCo(イデコ)、ふるさと納税、医療費控除はじめ各種控除を徹底する。年収2,000万円以上または複数の医療機関から給与がある場合は、税務申告が義務となります。事業や不動産などがなく、給与所得のみとなると、確定申告書Aを使うこととなります。
課税所得から控除される住宅ローン控除も併せて、これは完全にホワイト節税で、大きな減税効果はあまりないです。
2の事業を起こすとともに、不動産経営を行う。これは、はっきり節税効果が高いです。管轄税務署に開業届を出すだけで済みます。事業の概要ははっきり何でも良いです。できるだけ思いつくことを多く書くことが“キモ”です。
青色申告にするか白色申告にするかは、ケースバイケースで、最初は白色申告でも充分良いです。何故なら、医師をやりながら、兼業での事業は不動産経営は所得としては赤字(実質収入は問題なし)となり、青色申告控除を受けられない場合が多いからです。
確定申告書はBとなります。
事業の収入(売り上げや例えばWebサイトのアフィリエイト収入)は、上記の㋐となります。不動産の収入(家賃収入など)は上記の㋒となります。
一方、事業の所得(売り上げから経費や配偶者給与、その他の経費を引いた額)は、上記の①となります。不動産の所得(家賃収入から減価償却費、管理料、修繕費、その他経費を引いた額)は、上記の③となります。 ①と③は通常マイナスとなります。
この額は、いわゆるグレーゾーンの経費の積み上げになります。最終的な所得金額⑨は㋕-①-③(損益通算)となるので、事業所得と不動産所得のコントロールにより、所得金額が大幅に変わってきます。グレーゾーンの経費の積み上げには、自家用車使用の案分率、賃貸であれば事務所としての案分、接待交際費、旅費交通費(不動産物件の見学の割合)、何かと出てきます。
アルバイト先の病院からの源泉徴収票は10,000円の給与でも決して、記入漏れはいけません、これは節税でなく脱税となります。住民税は、普通徴収にすれば、事業者(病院の事務方)に漏洩することはありません。漏洩しても、例えばバイト禁止でなければ問題ありませんし、公務員でも不動産経営は普通に行っています。
高収入を目指すには厳選医師転職サイト
まとめ
転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、5つのポイントがあります。
- 複数(できれば3社以上)の転職サイトへの登録をおすすめします
- ご紹介する転職サイトは匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、ドクターの要望に適格に応えるでしょうし、信頼できると思います
- 医師の需給バランスは、まだまだ売り手市場(有効求人倍率約7倍)であることを肝に銘じてください
- 転職に当たり、譲歩・妥協はおすすめしません
- 最終的に複数の転職サイトからの案件を比較・検討し、転職を成功させてください
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