報酬・やりがい・人間関係これが旨くいけば転職必要ありません
報酬
やりがい
良好な人間関係
これは、いかなる職業でも、仕事として充実した三種の神器です。
報酬は、勤務医であればサラリーマンですので、これだけでリッチマンorリッチウーマンになるとは言えませんが。
適正報酬は、本人家族が、日常不自由なく生きる糧と足りるだけのものがあれば御の字だと思います。
『そこがなかなか難しいだよな!』という意見も聞かれそうですが、それはそれで理解できます。
ある人ドクターAにとっては、それは『5人家族だから建坪50坪の一戸建てで、少なくとも山手線沿い、地方においては県庁所在地の駅チカで5LDK程、車は2台、1台は中古日本車でいいけれど、家族の車はドイツ車のBMW3シリーズ、子供にはしっかり塾に習い事に行かせる』であり、ドクターBにとっては、『5人家族だけど、賃貸でもいいよ!、どうせ子供は巣立つんだし、車は中古日本車でOKだよ!車は単なる移動手段に過ぎないんだし!、子供は公立第1だよね、塾は希望があれば行かせるけど、習い事はどうせそれで飯食えるわけないでしょ!』となったりするわけです。
ドクターにとって、生きる糧となる価値観は人それぞれですよね。ただし、一つだけ言えます。『日本では勤務医だけでは、金持ちへの道は険しいこと』を。
野村総合研究所が、金持ちのデータを出していますが、報酬ではなく資産で分類しています。
これを見ますと、web外科医はアッパーマス層にはおそらく、準富裕層にはもしかしてかろうじて入っているかもしれませんが、富裕層には到底だめです。
ここで金持ち=富裕層としますと、勤務医を、子供を育てた後も、粛々と続け、頻繁な贅沢などせず、貯蓄精神に満ち溢れたドクターは、ようやく晩年期に富裕層の仲間入りをするかもしれません。ダブルドクターや資産家、no kids、開業で成功、投資でバッチリなどは例外とします。
やりがいは、資格取得、医学博士、留学といったキャリアアップ、つまり『熱中できる対象がある状況』と大雑把に言えると思います。
熱中している間は、わき目も振らず邁進できます。仕事でこれを味わえるのは、まさに至極の幸せともいえると思います。
やりがいは、何でもいいと思います。その本人にとって、勤務先に熱中できる何かがあることが、何より大事です。第3者的意見は2の次3の次です。
やりがいが、病院のブランドアップ、社会貢献、本人のキャリアアップとなれば、黄金のトリアスです。
私も医師人生30年を振り返って、やりがいのある時期が、報酬が良かった時期や人間関係良好であった時期よりも、楽しかったです。優先順位としては、やりがい>報酬=人間関係のような気がします。
何かに熱中すると、報酬や人間関係はさほど気にならないというか、『何とかなるよ』といった状況になると思います。
良好な人間関係、これは、これが良いに決まっていますよね。ただ、良好な人間関係は、わが身に寄るところも大ですよね。自分の振る舞いや態度、発言によって、人間関係にひびが入ることも、もちろんあります。
一方で、圧倒的な立場の差からくるパワハラの餌食、性格やポリシーの違いからくる、ミスコミュニケーション、噂や陰口による低評価、レッテル、人間関係の問題は、多種多様です。
『自分は、部下に任すのが得意である。』と思って行動しても、部下Aは、『上司は、自分を信用して、自分にまかせてくれる。やりがいがある。上司についていこう。』と思い、部下Bは、『上司は、自分では全然仕事をせず、嫌な仕事を自分に強いている。全く責任感がない。』と思う場合があります。
余程、聖人君主、マハトマガンジー、マザーテレサでない限り、ヒト対ヒトは、必ず合う、合わないがあります。
人間関係は、悪くなりそうなとき、悪くなったとき、相手におもねる態度に出ることは、全く持って逆効果だとweb外科医は思っています。
相手におもねれば、おもねるほど、相手がつけあがるだけです。淡々とドライに!これが合わない相手への基本的態度だと思っています。
報酬、やりがい、良好な人間関係、このゴールデントリアスがそろえば、転職を考える必要は100%無しです。
ただ、これがすべてダメ、あるいは二つダメとなると転職をおすすめします。
まとめ
転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、5つのポイントがあります。
- 複数(できれば3社以上)の転職サイトへの登録をおすすめします
- ご紹介する転職サイトは匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、ドクターの要望に適格に応えるでしょうし、信頼できると思います
- 医師の需給バランスは、まだまだ売り手市場(有効求人倍率約7倍)であることを肝に銘じてください
- 転職に当たり、譲歩・妥協はおすすめしません
- 最終的に複数の転職サイトからの案件を比較・検討し、転職を成功させてください
厳選した7つの医師転職サイト






