女医さんにおすすめの診療科ー産婦人科ー
厚生労働省の調査(平成26年 医師・歯科医師・薬剤師調査の概況)から診療科ごとの女性医師割合を見ると、産婦人科は41.0%と皮膚科(53.2%)に次ぎ、2位となっています。
女性医師の産婦人科での強みは、なんといっても経験値です。生理不順とは、月経痛とは、妊娠とは、つわりとは、出産とは、母乳とは、不妊とは、etc. これらの経験値は男性では100%できません。
理論や知識ではわかっても、経験値を踏まえた説得力・説明力は女性医師が明らかに条件が良い様に思います。
外科医の中でも乳腺外科は女性医師が多いです。乳房の喪失感や根源的な琴線に触れることが、患者さんの身になって考えられるのだろうと思います。
産婦人科は、プロとして女性としての優位性が出せる領域が非常に広いです。男性医師は、マタニティーブルーが何ぞや?出産時の痛みが何ぞや?は生涯理解することができません。
女性医師で、不妊に悩んだときは、(患者さんとともに)頑張っていこうという根源的なところからスタートできますし、子宮筋腫を持っている女性医師であれば、(患者さんとともに)対処法を心から考えることができるような気がします。
こういったことは、医師というプロフェッショナリズムに加えて、非常に説得力のあるアドバイスとして患者さんから受け入れられるような気がします。
産婦人科は、外科医としての側面も多岐に及びます。鏡視下手術もしかり、ダビンチ手術もしかり、オーソドックスな婦人科悪性腫瘍根治術もしかりです。産科と同様、医師のプロフェッショナリズムを生涯全うできます。
女性産婦人科医は、妊娠、出産、育児、その他の理由で常勤を離れる時でも、産科施設で非常勤、スポット勤務で概して高額な案件が多数あります。不妊治療も、保険診療に加え、自由診療まで幅を広げれば高額な案件が多数あります。
婦人科の手術は、長時間のタフな手術は、心臓血管外科や肝胆膵外科などのようにはありません。子宮外妊娠破裂や卵巣嚢腫茎捻転など緊急手術はあるものの、オールナイト手術になることは滅多にありませんよね。
産科、不妊治療、婦人科手術、女性専門診療科、などなどそのカバー領域は多岐にわたり、やりがいとともに、女性の経験値を生かした診療科だと思います。
まとめ
転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、5つのポイントがあります。
- 複数(できれば3社以上)の転職サイトへの登録をおすすめします
- ご紹介する転職サイトは匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、ドクターの要望に適格に応えるでしょうし、信頼できると思います
- 医師の需給バランスは、まだまだ売り手市場(有効求人倍率約7倍)であることを肝に銘じてください
- 転職に当たり、譲歩・妥協はおすすめしません
- 最終的に複数の転職サイトからの案件を比較・検討し、転職を成功させてください
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