女医さんにおすすめの診療科ー眼科ーレーシンク・白内障レンズ交換
女性医師に眼科は人気があります。人気の背景には、皮膚科と同様に、ワーク・ライフ・バランスが確保されている。キャリアップが早い、外科系診療科である、気力・体力を使う手術はさほどない、などがあるかとも思いますが、今回は眼科独特の、深いスペシャリティの側面で考えてみたいと思います。
眼科は、オールラウンドとなると非常に幅広いと認識しています。
一方、深いスペシャリティは、
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レーシック
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白内障レンズ交換
です。
レーシックは、 屈折異常の保険外診療で、対象者は非常に多いのは言うまでもありません。また、その多くは若年から中年までで、術者の技量、実績をまず重視します。
眼科学会も、術者の技量を担保する目的で、下記のような指針を示しています。
日本眼科学会の「エキシマレーザー屈折矯正手術のガイドライン」では、「術者は眼科専門医であると同時に、角膜の生理や疾患ならびに眼光学に精通していることが術者としての必須条件である」とされており、「本装置の使用に際しては,日本眼科学会の指定する屈折矯正手術講習会,および製造業者が実施する設置時講習会の両者を受講することが必要である」と定められています。
レーシックのトップクラスとなると、年収5,000万円が可能となります。レーシックの実質施行時間は10分です。コスパが良すぎです。
眼科専門医を取得して、レーシックのトップサージャンを目指す。これも実際ありですよね。都会で競争して、実績を積むと引く手あまたになりそうです。
白内障レンズ交換は、保険適用の単焦点眼内レンズと保険適用外の多焦点眼内レンズ交換があるようですが、需要はまだまだ当分減ることはありません。所要時間は10-20分です。
白内障の手術の診療名は「水晶体再建術」で、保険診療での1件の診療報酬は17万4400円となります。私の知り合いの眼科では、白内障レンズ交換のスペシャリストを招聘して、1日20人くらい診療している所もあります。つまり、350万位白内障手術で売り上げるわけですね。
このスペシャリストに報酬を幾ら供与しているかは知りませんが、スペシャリストになれば、アルバイトだけでもやばい金額になるのは間違いありません。
眼科に進むなら、眼科専門医を取得後、レーシックか白内障レンズ交換のスペシャリストになる選択肢も大いにありだなと思います。眼科専門医を大学病院や急性期病院で取得し、レーシックや白内障レンズ交換のhigh volume centerでトレーニング、これが確実なコースのように思います。その後には、医師転職サイトや縁故知人で、或いは学術関連で候補の医療機関をチョイスできると思います。
まとめ
転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、5つのポイントがあります。
- 複数(できれば3社以上)の転職サイトへの登録をおすすめします
- ご紹介する転職サイトは匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、ドクターの要望に適格に応えるでしょうし、信頼できると思います
- 医師の需給バランスは、まだまだ売り手市場(有効求人倍率約7倍)であることを肝に銘じてください
- 転職に当たり、譲歩・妥協はおすすめしません
- 最終的に複数の転職サイトからの案件を比較・検討し、転職を成功させてください
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