現職医師が転職サイトを網羅的に紹介する利点
転職サイトは通常、
1.医師特化型転職サイトが独自で運営する。
2.転職コンサルタントの営業経験がある方が運営する。
3.その他の方が個人でまたは会社組織として運営する。
4.現職医師が運営する。
大きくこの4つに分かれるのではないでしょうか。 もちろん一長一短があります。それぞれの功罪を考えてみたいと思います。
1のパターンの特徴は、転職成功事例を前面に出し、成功事例を重点的に攻めてくる、当社に転職を委ねれば、“こういった成功転職事例が多くあります”と一概になります。デメリットは、転職マージン(一般的に20%、年収2,000万円であれば400万円の収益をもたらす)第1のため、医師の転職理由に潜んだ深い事由は、あまり重要視されません。
すなわち、業績アップがトッププライオリティとなります。極端な事例になると、定期に複数回・転職を誘導し、転職希望の医師の境遇より、業績、増収が第1の目標となることです。
2のパターンは、業界の仕組みをよく理解しているため、転職希望の医師のWebサイトへの集め方を熟知しています。これはこれで、有益な情報を客観的に流し、口コミ、ランキング、地域情報など総合的に、転職希望の医師を、ブログ、サイトに誘導するHow to はしかっりしたものとなります。
ただし、医療の実際の現場、転職を希望する医師の詳細ないきさつは、理解が不十分です。
3のパターンは、Webマーケティングはプロ級かもしれませんが、表面的、画一的になりやすいです。したがって、情報のソースは2次情報で、内容はリライティング、資金力に委ねることになりやすいです。
4のパターンは、 実際の医療現場でまじかに転職パターンを見てきた経験値に基づくことが最大の利点です。ただし、Webサイトの構築やSEO、内部コンテンツの質・量は劣りますし、専業で行うことはありません。ただし、 医師の転職希望に経験値の高い医師が対応するのは理にかなっているように思います。
転職サイトは、あくまで活用するものであって、サイト側に従うものではありません。基本的に、求人率7倍の売り手市場であること、複数の大手厳選転職サイトに登録して、具体的な希望・条件を指示し、提示された案件の中から比較して、医師側が主導権を握って選択・転職する手法が理想的だと思います。
まとめ
転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、5つのポイントがあります。
- 複数(できれば3社以上)の転職サイトへの登録をおすすめします
- ご紹介する転職サイトは匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、ドクターの要望に適格に応えるでしょうし、信頼できると思います
- 医師の需給バランスは、まだまだ売り手市場(有効求人倍率約7倍)であることを肝に銘じてください
- 転職に当たり、譲歩・妥協はおすすめしません
- 最終的に複数の転職サイトからの案件を比較・検討し、転職を成功させてください
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