転職推薦状はあるに越したことはありません!
医師の転職において、推薦状(Recommendation letter)はあるに越したことはありません!
現状はそうです。言葉は悪いですが、『どこの馬の骨かわかるわけの無い人を雇う?』と、一般的にはなります。これは、理想論かもしれませんが、現実は、推薦状はないより、あった方がはるかに良いです。
第3者、特に地位や名声がある医師から、推薦状があれば、かなり鬼に金棒となるような気がします。
院長なり、大規模急性期病院であれば、診療科長から推薦状があれば、ほとんどの問題は、一度に解決し、スムーズな転職となります。
推薦状は自分で書く!
一般的には、推薦状は、上司なり、所属機関の院長なりから、すべてお任せで書いてもらっていると、思われているかもしれませんが、それは大間違いです。
推薦状は自分で書かなければいけません。いくつか理由があります。
1.自分のアピールポイントは自分が一番知っている。
2.上司に煩わしい思いをさせる。
3.自分のことは、自分でしなければいけない。
上記3点です。1のアピールポイントは、自分自身が他の誰よりも知っています。そこを強調できるのは自分です。もちろん、推薦状にインパクトをつけるために、弱点も少々書く必要がありますが、自分でアピールポイントを書き含めてこそ、転勤先の琴線に触れる推薦状となります。
2は、上司も上司で忙しいのに加え、転職される身にとっては、尚更です。『何で、去り行くドクターのために、推薦状まで100%自分で書かなければいけないの?』となりがちです。
昇進や栄転の転職、教授選への立候補は、別かもしれませんが。
3は、推薦状に限ったことではありませんが、所詮自分の道の切り開きは、自分の力によるものです。
私も2回ほど、推薦状を自分で作成しました。
もちろん、ひな形や参考書簡を参考にしたうえで、結構必死に書き込みました。それを上司(いずれも教授)に添削というか、『自分でまず書かせていただきました』といったような感じでもっていき、そのまま、サインをもらい、出した次第です。
これで問題なしです。
上司から推薦状を書くという提案がない限りは、自分で作成すべきものだと思います。
推薦状の執筆者(署名記入者)は、直属の上司や院長がダメであれば、極端に言うと、誰でも良いです。願わくば、ある程度名声や地位のあるドクターが理想的ですよね。
それでも、ダメであれば、自己推薦状でも、無いよりはあった方が良いと思います。私の同僚で、自己推薦状で、強力なアピールを行い、20年後の現在、米国で主任教授まで上り詰めたドクターが居ます。
最終的には、自己アピールを如何に書状に託すかということとなるようです。
まとめ
転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、5つのポイントがあります。
- 複数(できれば3社以上)の転職サイトへの登録をおすすめします
- ご紹介する転職サイトは匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、ドクターの要望に適格に応えるでしょうし、信頼できると思います
- 医師の需給バランスは、まだまだ売り手市場(有効求人倍率約7倍)であることを肝に銘じてください
- 転職に当たり、譲歩・妥協はおすすめしません
- 最終的に複数の転職サイトからの案件を比較・検討し、転職を成功させてください
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