退職を伝えるときの5つの障壁と乗り切り方
- 引き止めは社交辞令か本音か
- 退職の意向を同僚や後輩、周囲のメディカルスタッフに漏らすべからず
- 既に決まった既成事実として伝えることに徹すること
- ポジティブな転職理由しか言わないこと
- 新天地では自己実現を果たそう
医師が退職を申し出る場合、引き留めに合うのが一般的です。“先生が居るから、この病院はしっかりやっていけるのに”、“先生を慕っている患者さんたちはどうするんですか”、“先生は、後輩や周りのコメディカルに慕われていますよ”、まあ、こういったことを言われれば、リップサービスとしてもうれしいと同時に迷いが生じるかもしれません。
しかし、引き留めには社交辞令が、よく入っていることも事実です。引き留めが全くない場合は、“君は要らない、早く辞めて頂戴”の裏返しです。この場合は、転職に全く支障はありません。新天地で心新たにやっていけばいいと思います。
社交辞令がどれくらい入っているかはともかくとして、上司なり、院長なり、教授なりに申し出た以上は、後に引くことは決していけません。留保してしまえば、転職の申し出があだとなり、その後うまくやっていける確率は極めて低いです。
社交辞令が入った留保は、同じく社交辞令が入ったお礼の言葉『評価していただきまして、ありがとうございます』で返して、次のステップに入るのが妥当な選択です。
2の退職の意向は、決して周りに漏らしてはいけません。漏らすことによって、尾ひれ根ひれが、付きまくり、良き方向になることは決してありません。沈黙こそ金です。確実にスムーズに退局する方法でもご紹介したように、すでに決まったこととして、いきなり責任者と退職の面談をするべきです。
3の既成事実として伝えることに徹することは、退職の意向を上司に伝えるときには、転職活動もほぼ終了して、次の職場を決めておく必要があります。そうでなければ、情にほだされて、倫理的な側面、医師としての責任感に言及されて、引き止められる可能性が残ってしまします。あくまで、 “既成事実として淡々と”です。
4のポジティブな転職理由しか言わないことは、可能な限り現職での不平不満は言わない方が得策です。回復不能な人間関係、劣悪な職場環境への不満があっても、現職環境への不平不満はタブーです。
これは、上司(教授、院長、医局長、診療科部長)の体制への批判につながります。要するには“貴方には部下をコントロール、或いは部下の想いを達成させる能力がない”と言っているようなものです。これは、今後の転職希望ドクターの未来にも悪影響を及ぼす可能性が大きくなります。“ここでは、何かと大変勉強になりました。先生から教えられた○○を元に、更なる分野にチャレンジしたい”とリップサービスを踏まえて、転職理由を伝えると、“まあ、そこまで言うならしょうがないか”との軋轢がない転職になる可能性がおおきいです。
5は退職での面接が終わり、雇用関係が整理された後でのドクターの想いです。私の周りにも、新天地で活躍されているドクターがしっかりと居ます。それを見れば、退職して、転職して、彼、彼女は良かったと思います。
転職は、自らの想いです。 意志が強固であり、新天地へのモチベーションが堅実であり、将来設計がしっかりしているものであれば、はっきり言って、退職を伝えるときと5つの障壁と乗り切り方は大したものではありません。というのが私の考えです。
まとめ
転職サイトの選択と有効活用をご紹介します。転職サイトを活用するに当たり、5つのポイントがあります。
- 複数(できれば3社以上)の転職サイトへの登録をおすすめします
- ご紹介する転職サイトは匿名・非公開求人も多く、キャリアップ、収入アップ、ドクターの要望に適格に応えるでしょうし、信頼できると思います
- 医師の需給バランスは、まだまだ売り手市場(有効求人倍率約7倍)であることを肝に銘じてください
- 転職に当たり、譲歩・妥協はおすすめしません
- 最終的に複数の転職サイトからの案件を比較・検討し、転職を成功させてください
厳選した7つの医師転職サイト






